書籍の詳細
タイトル 隠岐島千景の大いなる野望
ジャンル 現代小説
作者 須崎正太郎
出版社 集英社
価格 669円
発売日 2015/03/25
ISBN 978-4-08-631036-9
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隠岐島千景の大いなる野望
平均点 4.0点

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笹村
日時 2015/04/02
評価
タイトル 身銭を切る主人公
コメント  この辺りから主人公好きになりました。

 第一巻、感想込みのレビューです。

 内容としては、理不尽極まりない理由により実質退学の瀬戸際まで追い込まれた高校生達が、ネット銀行を設立し高校を買収する事でやり返すお話です。個人的な感想としては、

 かつて覇を極めるも逝去した男の御曹司が忍者的参謀少女と仲間達と共に群雄割拠で成り上がり覇を成し遂げるその第一歩の物語

 という感じでした。それにライトノベル的学園物の要素が加わっているという感じです。

 面白いかどうかで言いますと、私は面白かったです。あと楽しかったです。

 この辺りは、主人公が好きになれたのが一番の理由です。今回の主人公は、誰かを従えて成り上がっていくタイプの主人公です。こういった場合、幾つかタイプはあると思いますが、レビュータイトルでも書いていますが戦う為に身銭を切ってます。それも自分の為というよりは誰かの為に、そして今ではなく更なる未来の為に費やします。

 そこが好いです。更に情だけあって何もしなかったり、仲間に持ち上げて貰うだけで地に足を降ろさないようなタイプとは違い、情と行動、地に足踏みしめて仲間を知り考える、という事もします。

 個人的には、主人公は温和な信長、彼を助ける少女は春日局的気質も持った明智光秀、みたいなイメージが湧いてます。

 どんなイメージだ、とか突っ込み受けそうですが。個人的にはそんな感じに。

 その辺りをイメージしますと、ここから更に楽しくなりそうです。没落して野に伏していたけど助けを得て小さいながらも城を得た、さあ、ここから全国制覇だ! てな感じに。

 そういった覇道的な部分と、それぞれのキャラとの関わり合い、そして学生としての日常、そういった部分も今後読んでいきたいなという話でした。主人公と仲間達のやり取りの部分も、好かったので楽しめました。

 さてさて、この後は、なんとなく保護者やら逝去した両親やら参謀少女の出身場所とか、色々とあると楽しそうだな、という感じに次巻以降も楽しみにしています。

 以上です。レビューでした。

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