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仮面の男
平均点 1.0点

総件数:1件


Seli Ogawa
日時 2014/05/20
評価
タイトル 俺たちも年をとったなあ
コメント ディカプリオが演じたことでも有名なアレクサンドル・デュマの作品です。日本では当初、「鉄仮面」として紹介されました。

愚昧な弟王と政治的理由で世から隠された優れた双子の兄。この二人と取り換えようと老いた三銃士が活躍します。
しかし、読者が冒険活劇王デュマに期待するような血沸き肉踊る展開にはならず、尻切れトンボのエンディングとなっています。読み終わった後、もやもやしたものが残ります。

主人公は双子の王ではなく、年老いた三銃士たちです。全編を通して伝わってくるのは、「俺たちも年をとったなあ」という銃士たちの溜息です。オープニングでハラハラドキドキの展開を予想させておきながら、それはないよねというオチ。ハリウッド映画ばりの派手な演出が得意のデュマの筆も冴えません。加えて翻訳が酷い。意味の箇所が沢山できてきますし、すんなり読める箇所が殆どありません。王や家来の台詞も違和感がありまくりです。図書館で借りた本だったから良いものの、お金を出して買った本だったら、許せないレベルの翻訳でした(個人的感想ですが)。

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